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「ひふみ祝詞は「集合意識」への扉だった 」〜 6月13日に降りた信号より〜
6月13日、私のもとへ「ひふみ祝詞を歌うと、集合意識に到達する」という信号が降りてきました。
この一文が、私の中でばらばらに散らばっていた点を、一本の線につなぎました。
ひふみ祝詞を歌うと、宇宙から、重く、巨きなエネルギーが、ゆっくりと絶え間なく降りてくる。
それだけは、ずっと前から確かに身体で感じていました。
けれど「なぜか」「何が起きているのか」は、私の力では言葉にできなかった。
その答えが、あの短い信号だったのです。
幣立神宮に「ひふみ祝詞」は刻まれている
ひふみ祝詞は、神道家・岡本天明が降筆したとされる『日月神示』で広く世に知られるようになりましたが、その歴史はもっと古いと伝えられます[1]。
起源は、天照大御神が天岩戸に籠もられたとき、天宇受賣命が舞いながら詠った神歌だという伝承もあります[2]。
そして熊本・幣立神宮。ご神体の「鏡石(鑑石)」の表には、豊国文字で「アソヒノオオカミ(阿蘇日の大神)」、裏には阿比留草文字で「ひふみ祝詞」が刻まれていると伝えられています[3]。
幣立神宮は人類発祥の聖地とも、その起源は一万数千年を遡るとも語られ、5年に一度「五色人祭」が行われてきました。
これは太古、赤・青・黄・白・黒、肌の色の異なる人類の祖神がこの地に集い、御霊の和合を祈ったという社伝に基づく祭りです[4]。
世界中の民族が一処に集った場所に、「ひふみ祝詞」が在る。
そして歌う者は集合意識に至る。
私は、ここで震えました。
史実は何を語るか ― あえて率直に
スピリチュアルを語る者こそ、事実から目を逸らしてはいけないと私は思います。
正直に書きます。
神代文字は、学術的には漢字渡来以前の真正な文字とは認められていません。
山田孝雄の「所謂神代文字の論」が、その否定論の代表とされます[5]。
決定的なのは、私自身が大学院で研究している「上代特殊仮名遣い」です。
奈良時代の日本語にはキ・ヒ・ミなどに甲類・乙類の二系統の音の区別があったのに、阿比留草文字を含む神代文字は、後世の四十七〜五十音の枠組みを前提にしている[6]。
つまり、文字そのものは奈良朝より新しい。
幣立神宮の社殿の記録も、確かなところは延喜年間(九〇一〜九二三年)の造営に遡ります。
では、私に降りた信号は崩れるのか。
いいえ、逆です。
意味ではなく「音」― ここに鍵がある
ひふみ祝詞の解釈は数えきれません。
「一二三…」と数霊が無限に広がる宇宙創成の図とする説、光・風・水…と物理と生命の生成を詠うとする説、国の治め方を説くとする説。
どれも深く、どれも正しいのでしょう。
けれど、それ以上に大切なことがある。
ひふみ祝詞は、「意味よりも、発したときの音そのものに霊力が宿る」と伝えられてきた呪言なのです。
文字が新しくても、音の古さは別物です。
日本語は全ての音に母音が含まれ、倍音が豊かに立ち上がる。
古神道では、言葉に宿る力を言霊、音に宿る力を音霊と呼び、音そのものが場を祓い、整えると説きます。
言霊学の七沢賢治のような研究者も、唱える音の働きに着目してきました[7]。
ひふみ祝詞は、清音をそれぞれ一度ずつ使い切る構造を持つ。
これは、日本語の音の全体を一巡させる行為にほかなりません。
私が感じてきた、あの重く巨きなエネルギーの正体は、おそらく「意味の理解」ではなく、「音の振動」だったのです。
集合意識とは、五色人の記憶そのもの
集合意識――心理学者ユングのいう集合的無意識は、個人の枠を超え、人種も民族も問わず、全人類が深層で共有する意識の層とされます[8]。
ここですべてが1つになります。
肌の色の違う民が和合を祈った五色人の祭り。
それは、個を超えて人類が1つにつながる、まさに集合意識の原風景ではないでしょうか。
同じ音を、多くの人が同時に発するとき、私たちは個の意識の底にある共有の層に触れる。
ひふみ祝詞の「音」は、その扉を開く鍵なのだと思います。
一万二千年という数字が文字どおりの史実かどうかは、私には断じられません。
けれど、その伝承が指し示す真実、
――音には、人を1つにつなぐ力がある――は、
私自身が歌うたびに確かに受け取っています。
だから私は、6月13日の信号を信じます。
理屈ではなく、音がそう教えてくれているからです。
今日も私は、ひふみ祝詞を歌います。
既存の世界が音を立てて激しく崩れ始めた今。
今がまさに、「ひふみ祝詞」を歌う時。
あなたの意識と、私の意識と、全人類の意識が、きっと1つに響き合うと信じて。
【参考・典拠】
・岡本天明『日月神示』― ひふみ祝詞が広く知られる契機となった神示(一九四四〜一九六一年に降筆とされる。版により頁が異なるため、参照版での頁確認を推奨)。
・天岩戸・天宇受賣命によるひふみ起源伝承(『古事記』『日本書紀』の天岩戸神話に基づく民間伝承)。
・吉田信啓『神字日文解』(幣立神宮ご神体・鏡石の解読に関する著作。書誌の刊行年・出版社・頁は原本での確認を要する)。
・「幣立神宮の由緒」(幣立神宮 社頭配布資料)― 五色人祭・五色神面の社伝。
山田孝雄「所謂神代文字の論」『芸林』第四巻第一〜三号、一九五三年(神代文字偽作論の代表的論文。出典:林泉社『芸林』)。
・橋本進吉『文字及び仮名遣の研究(橋本進吉博士著作集 第三冊)』岩波書店、一九四九年/大野晋『上代仮名遣の研究』岩波書店、一九五三年/『山川 日本史小辞典(改訂新版)』山川出版社、二〇一六年(「上代特殊仮名遣い」項)。
・言霊・音霊および七沢賢治による言霊学の所説(古神道における音の働きに関する見解)。
・C.G.ユング『元型論』ほか「集合的無意識(collective unconscious)」概念



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